「アンブレラブーケ」ができるまでのお話
弊社インディゴブーケネットで初の試みとなった
「 アンブレラブーケ 」
このブーケが完成するまでのお話です。
今回ご依頼いただいたお客さまは、
美しいモデルさんのsolaさん。
撮影で使用するフラワーアレンジメントのご依頼でした。
初めのヒアリング時
お客さまから見せていただいたのは、
外国のファッション誌から抜け出て来たような、
傘全体がお花であふれた素敵な写真でした。
初めて見るイメージで、
こちらも創作意欲が湧きます。
なるべくお客さまの頭の中にあるイメージと完成系を近づけるために、
沢山メールでやり取りをさせていただきました。
イメージ写真やご希望を伺う数を増やすことで、
明確なビジョンが見えて来る場合もあります。
しかしその逆もあり…
ヒアリングの数を重ねることで要素が増え、
本来のお客さまの姿や想いが呑み込まれてしまうことがあります。
今回はお客さまご自身がデザイナーでいらしたこともあり、
完成のイメージを頭の中に描いていらっしゃる気がしたので、
大変お手数ながら、
頭の中のイメージをラフスケッチとして描いていただくお願いをしました。
実際に頂いたお客さまのスケッチは、
とても明確でした。
真っ赤なチュールの中に映える白い花。
そこから流れ出るグリーンと、白と黒のリボン。
スケッチを頼りに、
色合い・構図・花の選択など
私の中でも完成イメージが固まりました。
まずは、
実際に細身のアンブレラの上に
サテンやチュールでデコレーションをしていきます。
土台を整えていく作業です。
ボリューム感とバランスがなかなか難しく、
試行錯誤を繰り返しましたが、
中心にキャスケードタイプのフラワーアレンジを作り留め、リボンを流すと、
全体のバランスが整いました。
撮影当日、
アンブレラブーケの中心には
生花のダリアを入れることになりました。
生花のダリアはとても華やかです。
見た目のボリューム感からも
力強い印象がありますが、
実は、とても繊細で華奢な花です。
長時間の撮影に耐えられるように、
弊社オリジナルの保水器具「PICOSTYLE 」を使用して、
ダリアを入れることにしました。
撮影直前に水をたくさん入れて装着することで、
長時間の撮影中も
一番綺麗な状態のダリアを魅せることができました◎
試行錯誤を重ねながら完成した
このアンブレラブーケブーケは、
私にとって大変思い入れのある作品の一つとなりました。
こちらの質問に対して一つ一つ丁寧に、
そして熱く想いを伝えてくださったsolaさん。
そんな誠実で情熱的なお人柄が作品にも表現できたように思います。
アンブレラブーケが
この撮影の一部として参加できたこと、
本当に幸せに思います。
「この一瞬の感動のために頑張れる!」
と強く思いました◎
本当に充実した日々をありがとうございました!
また、一緒にお仕事ができたら嬉しいです。
恐縮ながら、記念に一緒に写真を撮っていただきました♡
solaさんが醸し出す圧倒的なオーラに感動です!
ありがとうございました。
記事検索
NEW
-
query_builder 2024/04/06
-
ブルースターが映えるホワイトローズのブーケ
query_builder 2023/12/30 -
大麦の直線とリキュウソウの曲線のハーモニー
query_builder 2023/11/05 -
明日から再開いたします!
query_builder 2023/09/20 -
リニューアルの為、お休み致します。
query_builder 2023/09/01