ブーケはもっと自由に!
「ウェディングブーケ」
と言われたとき、
色や形など、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか。
ランやユリなどの白色の花を使用して下に流れるデザインのキャスケードブーケ。
伝統的なラウンドブーケ。
など
ブーケには昔から人気の定番の形がいくつかあります。
しかし現在では
時代の変化とともに
ウェディングの形も変化し、
それと同じく
ドレスやブーケの流行の色・形・素材なども多種多様に広がっています。
以前はワイヤーを使用して花や葉の形状を技巧的に仕上げたブーケも多くありましたが、
最近では花束のようにざっくりと束ねた感じのクラッチブーケが人気のようです。
ブーケに使用する花については
生花のみを使用する場合もありますし、
ドライフラワーやアーティフィシャルフラワーを混ぜたりと、様々なバリエーションが見られます。
最近のアーティフィシャルフラワーは、
パッと目では生花と見間違うような
質の高い物が多く作られるようになって来ました。
生花を短く切り無理やりワイヤーで仕上げるよりも、
アーティフィシャルフラワーを使用した方がより自然で美しい仕上がりになると感じます。
近年は気候変動や災害などの影響もあり、
花嫁さまご希望の生花を
挙式に合わせて確実に仕入れる事が困難な場合もあったりします。
そんな背景もあり、
安定的に仕入れる事ができるアーティフィシャルフラワーを使う機会が増えました。
◇ ◇ ◇
挙式用のブーケは、
一般的に白色の花が使われることが多いです。
白は「無垢」や「清楚」を表し
挙式の場ではよく使われる色ではありますが、
挙式の際に白い花を持たなければならないという決まりは
特にありません。
ピンクのカトレヤや赤バラ、
黄色のマリーゴールド、ひまわり、
ブルーのデルフィニウムなど、
思い切って色のある花を使ってみてはいかがでしょうか。
ブーケには
お二人の、
特に花嫁さまのお好きな色を選ぶのが一番のオススメです◎
パーソナルカラーでご自身に似合うと言われた色をブーケに使う方もいらっしゃいますし、
ご自身のラッキーカラーがおありでしたら
その色の花を使用したブーケの提案もできます☺︎
◇ ◇ ◇
今回ご依頼いただいた花嫁さまは
ピンク色やボルドー色がお好きで、
大ぶりで華やかな印象の物をご希望でしたので、
ご希望に合う色や形にこだわるために
中心に使用する花はアーティフィシャルフラワーを選びました。
濃いピンク色の大ぶりなピオニーと、
ボルドーワイン色のダリアを使っています。
傍に寄り添う花は、
八重咲のオリエンタルリリー。
白を基調としていて縁取りが淡いピンク色なのがとても上品で、華やかな香りがするのもポイントです。
こちらは挙式時に映えるように生花でご用意いたしました。
同じく生花のデンファレとルリタマアザミも入れて、
ブーケに流れを出しました。
花嫁さまの純白のドレスに馴染むように、
生花やリボンで白色を混ぜて色合わせをしました◎
花婿さまの挙式時のブートニアは
ブーケと同じく、中心にワイン色のダリアと
生花のデンファレを使用しております。
ブーケに生花を入れる際は、
弊社開発のオリジナル保水器具『ピコスタイル』を使用します。
この器具は、生花を装着して直接お水を入れる事ができるので、
式の終わりまで長時間お花を持たせることが可能です。
更にこの保水器具が優秀なのは、
式のお色直しの際に花を付け替える事ができることです◎
今回ご依頼いただいた花嫁さまのブーケも
ピコスタイルを使用したので、
お色直しの際に幾つかの花を付け替えて、
ガラッと雰囲気を変える事ができました。
まるで全く別のブーケの様に見えます◎
その様子はまた次の投稿で…☺︎
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ワインレッド色のダリア(黒蝶)の花言葉は
「優雅」「威厳」「華麗」「感謝」
オリエンタルリリーの花言葉は
「純潔」「無垢」
写真のブーケ全長:
縦横約25センチ
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