わんちゃんの好きな色

query_builder 2022/06/14
ブログ
花飾り

ワンちゃんの好みの色は何だろう?
と調べていました。
すると、驚きの事実がわかりました!

犬の視覚は平均で0.2~0.3程度、焦点が合うのは30cm程度であり、2~3m以内のものは良く見えますが、10~20m離れると見えにくくなると言われているようです。
以前は「犬には白黒にしかみえていない」といわれていました。現在では「犬も少し色が見えている」というのが定説のようで、「黄色と青色系」の色が見えるともいわれていますが、犬にも人と同じように「色」が見えているのでしょうか?

色の見え方には諸説ありますが、「オレンジ」は黄色っぽい色に、「紫」は青っぽい色として認識されているといわれています。

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ーー犬には、好きな色や嫌いな色があるのでしょうか?

犬に色の好みはないと考えられます。青・紫・濃紺など青系の色は認識しやすいようです。食器やおもちゃなどのアイテムに取り入れてみるのはよいみたいです


また、「赤」と「緑」については、グレーのグラデーションのように見えているようです。「赤」は青みがかった黄色の濃いグレーに、「緑」は黄色っぽい薄いグレーに見えていると考えられています。

眼の構造上、見えやすい色や区別しにくい色はあります。
犬には、
青は見えやすい
赤は暗いグレーに見える
黄と緑は区別できない

と言われています。

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人や犬が「色」を感知できるのは、網膜に「色を感知する細胞」があるからです。

動物は、眼の中にある「錐体細胞」という部分で色を認識しています。人間には錐体細胞が3種類あり、それぞれが「赤・青・黄」を認識して、その組み合わせによって多彩な色を見分けることができます。
一方、犬には「錐体細胞」が2種類しかなく、主に「青・黄」を認識することができます。よって人間と違い、赤色は認識できず、暗いグレーのように見えているそうです。
カリフォルニア大学が行った犬の色の見え方に関する実験によると、犬は緑・黄・オレンジは「黄っぽい色」、紫・青は「青っぽい色」、赤は「非常に暗いグレー」に見えているそうですよ。

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「好きな色」=「見えやすい色」と考えると、犬が好きな色は「青」と言えるでしょう。
犬にしっかりと認識してほしいもの、例えばオモチャや水飲み食器などは青色にすれば、ワンちゃんも分かりやすくて良いでしょう。
緑の芝生などでボール遊びをするとき、黄色のボールだと芝生と同じ色に見えてしまうので(黄色と緑は識別しにくい)、青色のボールだとよりはっきり分かって楽しく遊べるのかもしれません。

犬が落ち着く色として、色がはっきり分かる「青色や黄色以外」といえるでしょう。
人間でもカラフルで刺激のある色使いは、素敵だなと思っても落ち着きはしないですよね。犬も同様に色としての情報がぼんやりしたもの、視覚にストレスとして入ってこないものがよいのではないでしょうか。

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冒頭でも触れましたが、犬が見えづらい色として「赤」が挙げられます。
例えば、青色のオモチャと赤色のオモチャがある場合、色彩だけで判断するならば、色が着いている青色に目が行き好んで使用するでしょう。よく好んで使っていた青色のオモチャを、赤色のものに変えたところあまり遊ばなくなったという話もあります。
犬に注目してほしいモノの色を選ぶときは、青色にしてみると効果が上がるかもしれません。

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これまで色彩について見てきましたが、実は犬は視覚情報にそれほど頼ってはいないのです。
人間は外からの情報の約80%を視覚に頼っていますが、犬の場合は約20%ほどと言われています。
犬の視力も0.2〜0.3といわれ、非常に近視でぼんやりとした世界が見えていると言われています。
ですので、その眼をカバーするだけの嗅覚や聴覚が発達しているのでしょう。

客観的に視力が弱く、色が人間と同じように認識できないとして、
それが、何か?
と思うこともできます。

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生まれてからずっとその世界に暮していれば、それが自然で普通の日常になるのですから。

赤がはっきり見えている人は、
幸せか。
それはどうでしょう。
通常の色覚の人と一緒に暮して、
交流を持とうとするとき、不便なこともあるかもしれません。
しかし、それが何か?
 
SDGsが叫ばれ、
すでに世界は多様性の時代へ舵をきり、違いを認め、尊重する寛容の精神を重んじる、「共存」の時代に入っていると言われています。

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