ユリのキャスケードブーケ
白のキャスケードブーケをお探しでしょうか。
ウェディングセレモニーの会場をチャペルになさる方は多いと思います。
キリスト教の信者さんでなくとも、実際の教会でお式をあげることもできます。また、ホテルや、結構式場で教会式の会場を用意しているところは多いです。
海外の王室の結婚式の写真を見たりすると、長いバージンロードをトレインを長く引きながら進む新婦プリンセスの優雅な姿に憧れるものです。
そんな時手に持っているのは、流れのあるキャスケードのブーケが多いと記憶しています。
丸いコロニアルスタイルのブーケでももちろん素敵です。
リボンだけ長く流すという手もあります。
でも、できるならキャスケードブーケを持たせてあげたいな、と思ってしまいます。
白ユリのブーケはチャペル式に特に人気のあるスタイルです。
白ユリは華やかで清楚で、大切な一日を見守ってくれるようなお花です。
ユリの清楚で品格ある姿は世界中で愛されています。
古くは日本の山間部や野原で咲いていました。19世紀に海外に知られ
カサブランカなどの美しい品種が誕生しました。
学名はLiliumでユリ科ユリ属の多年草です。北半球の広範囲の地域を原産としています。日本ではヤマユリ、オニユリが知られています。
花言葉は色ごとに違っています。
「白」は「純粋」「無垢」「威厳」です。広く結婚式の花として知られています。クリスチャンの方にとっては誕生や復活を意味します。
「ピンク」は「虚栄心」ですが、
海外ではピンクのユリに母性を意味し
新たにママになった方へ花束やブーケにして贈ることがあると言います。
「黄色」は「陽気」や「いつわり」です。
ユリの品種は世界で130種類ほどです。日本には15種類ほどあり、日本原産のものは7種類あります。
カサブランカはオリエンタルハイブリッドと呼ばれる園芸品種の1つです。大輪で花びらのふちがわずかに波打ち外に開く様子が大変優美で華やかです。甘い芳香が特徴です。カサブランカ「casa Blanca 」はスペイン語で白い家という意味です。華やかな姿から「ユリの女王」とも呼ばれています。
花言葉は「純潔」「無垢」「栄華」「祝福」です。
テッポウユリは日本南部が原産で「琉球百合」とも呼ばれています。テッポウユリは筒状で、花びらの先が開きます。
ヤマユリは日本原産のユリです。花には赤か紫褐色の斑点があります。花言葉は「荘厳」「人生の楽しみ」です。
スカシユリは、花びら同士の間に少し空間があることが、名前の由来と考えられています。
色は白、黄、オレンジ、ピンク、白とピンクの配色があります。
花は上を向いて開くのが特徴です。
花言葉は「飾らぬ美」です。
ユリは人によって持つイメージが違い、好みが分かれるお花とも言われています。
清楚でありながらゴージャスな姿を好む方が多い反面、
仏事や悲しいイメージを持つ方もいます。
生花のユリは香りについても注意が必要です。
香りについては、好きな花の香りランキングでバラやラベンダーに次いでユリが4位です。中にはユリの香りを好まない方もあります。
ユリの香りは強く、ユリを贈る時、又はブーケをお作りする時は、この香りに対する嗜好が、合うかどうか、確認が必要です。
チャペルのお式の時には、花嫁さまだけでなく、新郎さま、ご両親、特に新婦と並んで歩む新婦のお父さまが、ユリアレルギーでないことを確認なさってください。
甘い香りが、おふたりとご家族を包み、きっと幸せの時間となることでしょう!
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