クラッチスタイルのキャスケードブーケ
キャスケードブーケに比べて、ラウンドブーケはクラッチタイプに最適です。
生花の場合、使う間際まで花瓶に入れて、切り口を水に浸しておけば、花持ちが違います。
コットンをあててワイヤー処理をしたラウンドブーケは、花嫁さまには持ちやすいです。
ウェディングドレスに合わせてフォーマルなものとなります。
普通に持っただけで、ウェディングスタイルが完成して、どこでお写真を撮っても絵になります。
イギリスなどヨーロッパのロイヤルウェディングは、ほとんどこの、伝統的なワイヤリング手法で作られていると思われます。
一方、最近の日本のブーケは、クラッチタイプのものが主流ではないかと思われます。
お花を抱えて束ねたようなナチュラル感を演出するブーケです。
花材やデザインによって、印象も大きく変わります。
小花で小さくまとめると、カジュアルで若々しく、可愛らしい雰囲気になります。
長めで不揃いに束ねると大人っぽくオシャレモード風になります。
茎を活かして見せるのが特徴です。
ただ、クラッチタイプは、どう持つか、どう見せるか、が鍵となります。
茎を見せるからと、ラウンドブーケを
円の中心を真上にとか、自分の方を向けてお持ちになると、写真にはブーケの横顔や、やや後ろ姿を撮ることになってしまいます。
また、茎の長い、オシャレなデザインモードのブーケは、緊張して前に抱えてしまうと、もったいないです。
堂々と、抱えたり、片手で持ったり、いろいろな表情をトライしてみてください。
カンヌ映画祭でレッドカーペットを歩いているんだ!くらいの覚悟で颯爽と歩く姿が絵になります!
撮影に入る前に、鏡の前で、ブーケとドレスのバランスなどをご覧になって、1番よく見えるブーケの角度を確認なさってください。
また、撮影するフォトグラファーさんや、付き添っている美容師さんにも、持ち方がいいかどうか、見え方がどうか、アドバイスしてくれるように、最初にお願いしておいた方がいいかもしれません。
ところで、最近挑戦しているのが、
生花のクラッチスタイル、キャスケードブーケです。
作り方はラウンドブーケと変わらないのですが、滝のような形のキャスケード風にするため、流れを出すところがポイントです。
流れを作る部分を、枝物で持って来ると、ナチュラルな花束風になります。
ラウンドの方の茎に、枝物の方をしなわせて曲げ一緒に束にします。
また、大きく曲がらない枝や、長いお花で持って来る場合は、流れの部分をひとまとめにして、その茎もラウンドの部分に合わせて大きな流れを表現します。
生花でなく、アーティフィシャルフラワーなら、さらに自由にお作りできます。
この場合は、ブーケとして使った後、大きなアレンジメントとして、壁に飾ったり、大きなテーブルのセンターピースにピッタリです。
その後のさまざまなイベントに、豪華な雰囲気を出して、お料理のお写真も映えることでしょう。
今までにない、他の人と被らない形のブーケをもってみたい方にお勧めです。
ちょっと持ちにくさはありますが、
それを感じさせないくらい、堂々と歩いて、
素敵なお写真を撮ってください!
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